アメリカにはスミソニアン博物館,イギリスには大英博物館,フランスにはルーブル美術館,ロシアにはエルミタージュ美術館があります.残念なことに,どれも行ったことがありません.日本には東京国立博物館がありますが,ちっと規模が小さいです.1兆円くらいかけてもよいから,大規模な博物館・美術館を作って欲しいです.「人類の全ての知識を展示する」のようなコンセプトの施設が欲しいです.広大な敷地に何日もかけて回るような施設です.日本は言うに及ばず,世界中から観光客を呼ぶことができる施設です.
財源はどうするか?
こういうことに税金を使うならば,大賛成です.夢のある構想なので,多くの国民の賛同が得られると思います.景気刺激策にもなります.長い年月をかけて日本の誇りし,100年後の子孫には先祖は良いものを残してくれたと感謝されるものにしたいです.観光地にもなりますので,100年もあれば費用の元は取れるはずです.それにもまして,学生や子どもたちに教育的でもあります.費用は税金を投入で,これで解決です.
それから,賛同する企業や個人からの寄付も募ります.かなりの賛同が得られると思います.もちろん,寄付には税制の優遇措置が必要です.
場所はどうするか?
建設場所は,湾岸にある広大な埋立地が良いです.都内でまとまった広大な土地は,湾岸しかないからです.都心からも近く,誰でも簡単に行くことができます.観光客も行きやすいです.土地の問題は,これで解決です.
展示品をどうするか?
展示品は国内にあるものを集めたり,レプリカを使います.新たに製作しても良いでしょう.
国内にあるものを集める
国内にある博物館や美術館を移設します.例えば,東京国立博物館や上野の美術館,江戸東京博物館など,都内にバラバラとあるこれらの施設の展示品を集めます.誰も行かなくなっている原因は,今のようにバラバラとあるのも要因です.また,民間企業も多くの展示品や美術品を持っています.これも集めて公開します.今の状態では宝の持ち腐れなので,人の集まる場所で展示するのが良いです.企業の宣伝にもなります.
レプリカを使う
集めることができないものや高価なものは高品質なレプリカを使います.例えば,ゴッホの絵の展示コーナーは全てレプリカです.初期の作品から晩年の作品まで全てレプリカを展示します.見るものを圧倒するでしょう.博物館であれば,ライト兄弟の飛行機とかアポロ宇宙船,それからピラミッドとかです.私は物理をかじったので,過去の実験のレプリカがあれば嬉しいです.ガリレオの天体望遠鏡,キャヴェンディッシュの万有引力定数の測定実験,マイケルソン・モーリーの実験,ヘルツの電磁波の実験などです.これらは,実際に動くと良いですね.生物や科学,工学,経済,歴史,人文など人類の築いてきた知識を展示します.
レプリカを作るのも新たな産業になりそうです.こういうことは,日本人は得意そうです.
新規に製作
製造可能なものは,新規に製作します.過去のものではなく,未来に関しては新たに製作します.
運営はどうするか?
国が運営しないほうが良いです.国際的な運営とします.私は運営の専門家でないので,これ以上のことはわかりません.時間をかけて決める必要があります.
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