2022/01/30

運転免許証の更新と交通安全協会への疑念

今日は,五年ごとの運転免許証の更新です.仕事の関係から平日に行くことは難しいので,日曜日に行きました.更新手続きの場所は,自宅近くの江東運転免許試験場です.08:30 から開始ですが,少し早い 08:20 に免許センターに到着しました.長蛇の列で,受付の処理は始まっていました.役所にしては珍しく,時間前に受付の処理を始めていました. 

 08:20 頃に長蛇の列に並んで,最初の受付終了は 08:32 です.それから費用 (更新手数料: 2,500 円,講習手数料: 500 円) の支払い,視力検査,視力か何かの判定,本籍の確認手続き,写真撮影です.一通りの手続きが完了した後に,講習会です.講習会場への入室が 09:02 で,講習開始が 09:08 で 09:35 頃に講習が終了.その後免許証を受け取りが完了が 09:38 です.最初の列に並び始めて,1 時間 18 分で完了です.かなりテキパキと処理を行っており,迅速に手続きができました.現在の IT 技術をつかえば,もっと効率的に処理ができるとも思いましたが,人がいるのだから人を使うのもありかなーとも. 

 あの詐欺のような交通安全協会のお金の支払いが無いのが良かった.と思ったら,配られた冊子「安全運転のしおり」と「わかる身につく交通教本」が交通安全協会が製作しているではないか.よくよく調べてみると,講習会は交通安全協会が行っています.更新の費用の 500 円は交通安全協会に支払われたことになります.たった 30 分のビデオと全く見ないゴミとなる冊子にです.こんな講習は,警察でも簡単にできます.私でもできます.それにも関わらず,所轄の警察が講習をしない理由は,警察の天下り団体である交通安全協会にお金を流すためです.これは警察ぐるみの詐欺行為ですね.こんなことをやっているから,警察組織が信用できないです.多くの警察官個人は良い人でしょうが,組織としてはひどいものです. 

 交通安全協会の収入を考えてみましょう.日本には運転免許証を持っている人が 8,200 万人います.平均的には,一般運転者と仮定します.すると,5年更新で 800 円の講習会費用を支払います.すると,年間に131億円が濡れ手に粟で交通安全協会に入ることになります.一人あたりの詐欺の金額少ないために気が付きませんが,多くの人から集めると膨大な金額になります.こんなことがまかり通っていることがおかしいです.警察も自分で講習会くらいはやれよなー.

本来警察がするべきであり,だれでも簡単にできる講習会で交通安全協会は年間  130 億円の収入があります.これがどれほどの金額でしょうか? 少し考えましょう.皆さんも知っている交通遺児奨学金があります.2020  年 (令和 2 年) 貸与金額の合計は,6億4200万円です. 貸与奨学金の 20 倍ものお金が天下り先の交通安全協会に流れています.本当に交通安全を考えるならば,交通安全協会に流れるお金は交通遺児奨学金にお金を使うべきだと思います.それならば喜んでお金を払います.



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